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ホンダ CB1300SF SC40
CB1300シリーズ
今回タイヤ交換するバイクはホンダCB1300SF SC40は2000年式、かれこれ20年以上前に製造されたバイクです。
バイクは年式が古くなる程にメーカー在庫の部品がなくなったりと維持が大変になってきますが、昔のバイクの形や音、乗り味を好み、燃料の噴射装置がコンピューター制御化されたインジェクション式よりもSC40時代(’98〜’02)までの機械的で無骨なキャブレター式を愛するバイカーは現在も数多くいます。
CB1300シリーズは現在もSC54として生産継続しており2009年から日本の白バイにもCB1300Pの名称で採用されています。
SC40の純正タイヤサイズ
時代と共にバイクのホイールやタイヤサイズも主流が変わり続けています。
CB1300SF SC40はフロントタイヤサイズ130/70ZR17 62W、リアタイヤサイズ190/60ZR17 78Wと特殊なサイズ設定で値段も高く、タイヤ交換時はなかなか悩みます。
タイヤは多少のサイズ変更なら装着可能でまた違った乗り味を楽しめますが、CB1300SF SC40の場合リアタイヤをサイズダウンするとセンタースタンドの使用に相当の馬力が必要になります。
2023年6月のタイヤ交換
ダンロップ ロードスマート4
現在CB1300SF SC40のフロントとリヤ共に純正タイヤサイズで交換できるのはDUNLOP(ダンロップ)ROADSMART4この1種類のみです。
/https://dunlop-motorcycletyres.com/lp/rs4/
種類は選べませんが、前回も交換したこのロードスマート4は持ちも良く優秀なタイヤです。
ネットで安くタイヤを購入
今回も純正タイヤサイズで交換すると決めましたが、実店舗で購入する特殊サイズのタイヤの値段は一般的なサイズのセット売りに比べて非常に高い為、今回はポイント還元も嬉しいネットショッピングで安くタイヤを購入しました。
新品純正部品がメーカー在庫になくなった場合に中古部品を探したりと、古いバイクを維持するのにネットは非常にありがたい存在です。
オートショップでタイヤ交換
持ち込みタイヤ交換は近所のオートショップにお願いしました。
こちらはバイクと車、両方の修理やタイヤ交換など引き受けてくれます。
ショップによっては持ち込みタイヤは交換不可の場合もあるので要確認相談です。
こちらは直接ショップをタイヤの配達先に指定しても受け取り対応してくれる良心的なお店ですが、今回はネット購入した新品タイヤを一旦自宅に納品してもらい、自分の目で確認してから持ち込み交換をお願いしました。
無事に新品タイヤ交換完了
気のいいオーナーの手によって約小一時間の作業で無事にタイヤ交換が完了しました。
タイヤの値段と持ち込み交換の費用
以前よりタイヤの値段も上がっていましたが、交換費用は
◼︎タイヤ前後セット ¥50,000程度(ポイント還元含)
◼︎工賃 ¥10,000程度
合計¥60.000程で済み、少し離れた場所にあるタイヤ専門ショップで交換した前回よりも少し安く済みました。
某有名バイク用品店のタイヤ交換費用
以前から事あるごとに立ち寄るメジャーな全国展開のオートバイ用品店には、バイク用タイヤもかなりの種類が並んでいます。
以前に一度こちらでもCB1300SF SC40に装着可能な、純正よりサイズダウンしたリーズナブルな前後セット売りタイヤに交換してもらったことがあります。
その時のサイズセットは今もありましたが、現在は純正サイズ以外の通常交換は不可でホイールを外して持ち込めば交換可能とのことです。
因みに純正サイズのロードスマート4を取り寄せて通常タイヤ交換した場合、材工で ¥85.360となかなかの見積り金額でした。
ただ1年以内のパンクに保証が付いていたりと安心サービスも充実しているので次回はまた検討しようと思います。
新品バイクタイヤの慣らし走行・皮むき方法
必須!新品タイヤの皮むき
バイクタイヤは材料と製造工程上、どうしてもタイヤ表面に油分が集約され新品の内は滑りやすくなっています。
新品タイヤはこの表面の油分膜を取り去る、通常皮むきと呼ばれるデリケートな慣らし走行期間が必須ですので、それが終わるまでは攻めた走りは厳禁です。
安全な慣らし運転の方法
様々な意見がありますが、走行距離にして100km程度は適正空気圧を保ち、丁寧なスロットル操作を心がけ、控えめなバンク角で走ります。勿論いつも以上に白線、鉄板、段差にも要注意です。
慣らし運転中は走行によって摩擦熱がタイヤ全体に伝わり皮むきできるので、アマリングを気にして無理にバイクを寝かしたりする必要もありません。
安全に思う存分走るため、皮むき慣らし運転は必ず実施しましょう。
バイクタイヤのメンテナンス
エアゲージ(タイヤゲージ)で適正空気圧を保つ
新品のタイヤに限らず、偏摩耗を極力防ぎ安全に走行するためには空気圧を常に適正に保つことが重要です。
バイクタイヤの空気は自転車用の空気入れでも入れることができるので、エアゲージ(タイヤゲージ)でこまめに空気圧をチェックして安全を心がけるようにしましょう。
特に冬場などはわずかな放置期間でも、結構空気圧が結構下がっていることがありますので注意が必要です。
CB1300SF SC40の適正空気圧
ちなみにCB1300SF SC40の適正空気圧は
フロント:250kPa、リヤ:290kPa です。
あまりにも適正値からかけ離れない範囲で、サスのセッティングやポジション、好みに応じて空気圧は調整することができます。