昭和の5年生日記|学研の入会特典ラジオ・美容院・麻雀のある日常

80’s日記

本ページはプロモーションが含まれています

昔書いた日記を元ネタにブログ投稿の練習を始めてみましたが、数十年前の記憶が意外なほど鮮明に蘇ることに驚きます。

過去に1度思い出して日記をつけた事が、記憶の鮮明さにつながっているのでしょうか・・・。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

学研の入会特典ラジオと美容院に憧れた小学5年生

80’s日記 2月24日(日)晴れ 

今日朝起きると、かずちゃんがもう帰っているんじゃないかと心配になってきて、すぐ起きて炬燵のところに行くとコタツの中にかずちゃんがいた。
ほっとしておしっこをして朝ご飯を食べた。アップルパイだった。とても美味しかった。
それからちょっとしてお姉ちゃんが○さんと髪の毛を切りに行った。
僕とかずちゃんはオヤツを買いに行った。
帰ってちょっとすると学研が来た。やっと来たと思ってラジオを作り始めた。
そしてラジオができてそのラジオから声が聞こえた時とても嬉しかった。
マージャンをした。勝った。それから歯を磨いて寝た。

四国の叔父がいる朝

この日の情景も結構リアルに覚えています。

朝目覚めて、叔父が四国に帰ってやしないかと心配しながらリビングへ行くと、
炬燵の中にかずちゃんがいたとあります。中に?これは子供の表記ミスではなく、実際に叔父は猫のように丸まって文字通り炬燵の中にいました。

当時30歳位だった愉快な叔父は私の気配を察知し、炬燵の中に隠れたものと想定できます。

叔父が来ていた為か普段は食パンだった朝食も、この日は母が特別な日に焼くアップルパイでした。

家庭用電気バリカンで丸坊主の日々

日曜日ということもあり2つ年上の姉が友達とカットに行ったようですね。

この時代は多くの男子小学生、また野球少年のほとんどは坊主刈りでした。
ぱぴりすも幼稚園から中学校卒業まで家庭用電気バリカンで丸坊主人生です。

なので未知なる美容室かに出かける姉たちの挙動に敏感だったのかもしれません。

因みに中学生の丸坊主は校則で決まっていました。
現代では考えにくい事ですが、校則に従わない場合は生活指導の先生に丸坊主にされていました。

こういった丸坊主エピソードは書き出すとキリが無いのでこの辺にしときます。

学研の入会特典AMラジオ

叔父と歩いて近所の商店でお菓子を買って貰いホクホク帰宅すると、学研が届いていたとあります。

これは通信教育「学研」の初回で、待ちに待った入会特典のラジオが同封されていました。

学研の通信教育勧誘の郵便物に写る、組み立て式イヤホン付きAMラジオがたまらなく魅力的で
「 成績優秀な○君も学研をしている 」
学業を口実に親にさりげなくプッシュし続けていたのを覚えています。

やっと来たとは教材よりもこのラジオ1点に向けられたセリフで、叔父とあれこれ言いながら組み立てたラジオから声が聞こえた時は本当に嬉しかったです。

家族マージャン大会

ラジオ完成の興奮も冷めやらぬ夕食後、この日は家族マージャン大会が行われています。

今より娯楽の少なかった昭和の小学生は全員麻雀ができました。
というのは冗談で私の知る限りよその子供は誰もしていなかったですが、ドンジャラというドラえもんの麻雀型ボードゲームは友達の家にありました。

勿論金銭などかけたりしてませんが、当時はこれも楽しい時間でした。

毎日色々ありますねー。今日もこの辺にしときます。