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フロントディスクローター交換
ディスクローターとは
ディスクローターとはブレーキディスクとも呼ばれ、バイクのライディング時に減速や停止を司る制動装置(ブレーキシステム)の一部です。
ブレーキシステムは多くの部品で構成されますが、バイク前輪の回転を直接的に止めるのはキャリパー内のブレーキパッドとこのディスクローターであり、厳密に言うとブレーキをかける度にこの二つは摩耗し削られていきます。
いわゆる消耗品であるパッドとディスクのメンテナンスは安全面で非常に重要なポジションにあると言えます。
CB1300SF SC40の純正部品
CB1300SF SC40は20年以上前にHONDA:本田技研工業株式会社により発売されました。
去年リアのディスクローターは新品の純正品を取り寄せて交換できましたが、現在右のフロントディスクが廃番でメーカーにも在庫がありません。
適合する社外品も検討しましたが、今回はストックしていた程度のいい純正ディスクで交換することにしました。
古馴染みのバイク屋
ディスク交換のお誘い
予約なしで馴染みのバイク屋に向かい、店に入って声をかけます。
「おやっさんディスク替えるで!」
「あっついのに替えるんかえ!」
笑う奥さんを残し渋々出てくるオーナー。
梅雨の合間で蒸し暑い中、作業開始です。
ジャッキアップ・清掃
ジャッキでそっとフロントを上げてキャリパーとタイヤを外します。
ウエスと洗剤を借りて普段洗えないフロントフォーク内側の汚れを拭き上げます。
ジャッキやリフトの使用時はバイクの転倒や怪我のないようくれぐれも要注意です。
ディスクローター交換
外したタイヤから両サイドのディスクを取り換えます。
流石プロ、あっという間に組替え完了です。
口は悪いが腕は確かです。
これでしばらくは心配なく走れます。
スチーム洗浄
頼んでみると暑い中、年代物のスチーム洗浄機で洗いをかけてくれました。
高温・高圧の洗浄は手の届かないところまで綺麗になりますが、塗装やパッキンを傷めることもある為、古いバイクには注意と覚悟が必要です。
おかげで普段洗えない所まで美しくなりました。
口は悪いが気のいいおやっさんです。