【釣り】バスフィッシングの歴史とハンドメイドビッグベイト

バス釣り

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バスフィッシングの歴史とタックル

ルアー釣りの歴史

ブラックバスという外来魚をルアーと呼ばれる擬似餌で釣るBass Fishingは多くのタックルと共にアメリカから伝わりました。
その歴史は1世紀を経ようとしていますが、現在も淡水域で多くのアングラー達を虜にする人気のスポーツフィッシングです。

バス釣りを始めた頃、外国製バス釣りタックルは少年達の憧れの的でした。今でも「アメリカのバスプロ」という響きには格別の意味合いを感じてしまいます。

ブラックバスの生態・生息域

外来魚として日本古来の生態系への影響をしばし問題提起されるブラックバスですが、人の手によって放流され、その高い環境順応性により日本各地の湖やリザーバー・河川から野池までありとあらゆる淡水に生息しています。

問題提起される部分はいわゆるフィッシュイーター、特徴的な大きな口であらゆる小動物を捕食する獰猛とも称されるその食性です。

元々は食べるため、食用として輸入された外来種のブラックバスが、魚のみならずエビなど日本固有種である水生生物達の存亡を危うくし、駆除の対象になっています。

かれこれ数十年ブランクを挟みながらバス釣りを続けていますが、こういった話題を耳にすると胸が痛むと同時に、全ての人の意見が共存できる道はないものかと考えたりします。

バス釣りにハマった少年時代

野池が多いこの地方はブラックバスも子供の頃から普通におり、シーズンにはほぼ毎日釣りに行っていました。’’野池’’という言い方も当時はなく、ただの’’池’’でした。

数十年前に比べると釣り禁止の池が増えましたが野池のアベレージは相当上がっています。
子供時分は40アップはランカーバス扱いで釣れると大騒ぎでした。

スマホもデジカメもない当時、39㎝のブラックバスを釣った時は走って家まで魚拓をとりに帰りました。

ブラックバスの魚拓

ルアー、ザリガニとありますが、当時は珍しい有名海外メーカーの背中で折れるリアルなソフトベイトでした。
友達に捕まえたミヤマクワガタと交換してもらい、第一投目のヒットでした。

今では野池でも50アップは当たり前?になっています。当時のブラックバス日本記録が、確か池原ダムの67センチ位でした。

遠征が難しい小学生当時は、釣り番組やバス釣りの本や雑誌で見る琵琶湖や池原ダムは憧れのバススポットでした。

バス釣りタックルの進化

近年のバス釣り業界は数十年前の少年時代からかなり進化しています。
ルアーはリアルな見た目にリアルな動き、「 こんなルアーがあったらなー 」昔思い描いていた以上の本物と見まごうばかりのクオリティです。

ロッドやリール、ラインも自分好みのタックルは探せば必ず見つかります。釣り方も科学的とも言えるほど研究を繰り返し細分化されています。

ですがその研究されつくした方法論に則ってもやはり自然相手、思うように釣れないのがまた釣りの奥が深く面白いところでもあります。

ビッグベイトの存在

しばらく離れていたバス釣りに今回復帰した理由はビッグベイトの存在が大です。ビッグベイトはその名の通りデカいルアーの総称です。

以前から知るメガバスやラッキークラフト、エバーグリーンなどに加えて、ガンクラフトやレイドジャパン等魅力的な新メーカーも加わりこぞってビッグベイトを開発販売していました。

あらゆるメーカーのビッグベイトを買い漁りキャストを繰り返しますがなかなか釣れません。
ですが釣れないもののチェイス(バスがルアーを追いかけてくること)の多さには驚きました。

大きなルアーが水中で生み出す波動がブラックバスを呼び寄せるようです。
その内に以前のマイバス釣りブーム時にハマった自作ハンドメイドルアーでビッグベイトを制作し始めました。

ハンドメイドルアーで釣るブラックバス

昨年からハンドメイドルアー製作を再開しましたが残念ながら成果は数えるほどです。冬に入った年末から数えるともう10釣行以上はボウズ続きです。ボウズとは魚が釣れないことです。

釣行と言ってもほとんどが合間で行く近所の野池ですが、なかなか釣れないブラックバス。
原因の1つはやはり自作のハンドメイドルアー、しかもビッグベイトでバスを釣ることにこだわっていたことが挙げられます。

【 なかなか釣れない3大要因 】

  • ビッグベイトにこだわりすぎ
  • ハンドメイドルアーにこだわりすぎ
  • ルアーを交換しすぎ

製作したビッグベイト達を色々試したいが為に、ちょこちょこルアーを変えるのも釣果が上がらない原因の一つかと思います。

ハンドメイドビッグベイトでバス釣り

近所の野池

さてこの日は寒さも和らいで数日暖かい日が続いたとある午後。よく行く車で15分位の野池です。

ブラックバスの生息する野池

池際を偏光グラスで探りながらワンド入口付近を歩いていると、岸から2m、深さ60㎝位の所にデカいブラックバスを2匹見つけました。
気温も水温も上がってスポーニング時期に入っており、どうやらネストを守るブラックバスのつがいのようです。

スポーニングシーズン

今回バス釣りを再開してネスト狙いが賛否両論に分かれる議題になっていることに驚きました。
デカいバスを間近に見つけて、それをスルーするという感覚が全くなかったからです。

この時も久々に見るそこそこサイズのブラックバスにテンションが上がり、即ビッグベイトをセットして少し遠方にキャストしました。

落鮎カラーのハンドメイドビッグベイト

流石にネストの真上はリトリーブせず、ネストを守るバスの鼻先2、30センチラインにビッグベイトをゆっくりステイを交えながら通すと明らかにバスは気にしている様子です。

ハンドメイドビッグベイトにヒット

何回目かのキャストからのスローリトリーブ。
「カコッ」水中でバスがルアーを噛んだ音が聞こえました。瞬間ロッドに重みが伝わります。

バスまでの距離にして約3m程。久々のブラックバスのヒットにファイトを楽しむ余裕もなく一気に秒で抜きあげました。

釣り上げた中型のブラックバス

今年の初バスは40センチくらいとそこそこサイズですが、自作ビッグベイトで釣り上げた貴重な1匹です。
去年の落鮎シーズン用に製作したビッグベイトですがなかなか好反応のルアーです。

ビッグバスとの出会いを求めて

この調子で今年は自己記録をハンドメイドビッグベイトで更新したいと思います。