パワースポット金山巨石郡|岩屋岩陰遺跡(妙見神社)|岐阜県下呂市

旅行

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飛騨の人気観光地・岐阜県下呂市の人里離れた山中に、見上げる巨石が立ち並ぶ不思議スポット金山巨石郡があります。

巨石郡の一部である岩屋岩陰遺跡は県の史跡に指定されており、鎌倉幕府を開いた源頼朝の兄にあたる“悪源太義平”の妖怪ヒヒ退治伝説がのこる妙見神社としても祀られています。

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金山巨石群(かなやまきょせきぐん)

金山巨石郡は近接する“岩屋岩陰巨石郡”、“線刻のある巨石郡”に加え、約40分の登山ルートをゆく“東の山巨石郡”の3か所で構成されています。

道路脇に立つ岩屋岩陰遺跡 謎の巨石郡体験ポイント案内図

漠然と置かれたように見えるこの巨石達は、驚くべきことに人の手によって意図のある配置で並べられたと考えられています。

金山巨石郡「線刻のある巨石郡」の一画

アクセス

岩屋ダムから県道86号(瑞山街道)を下流へ約300m走ると、目印の看板と金山巨石郡へと下る脇道があります。

県道86号沿いに立つ金山巨石郡(岩屋岩陰遺跡)の看板が目印

【住所】岐阜県下呂市金山町岩瀬

【車・バイクでのアクセス】

  • 東海環状自動車道 富加関ICより約52km
    県道58号→国道41号→国道256号→県道86号
    (約1時間20分)
  • 東海道北陸自動車道 郡上八幡ICより約36km
    国道256号→県道86号(約55分)

※近くにバス停留所はなく、電車の場合はJR高山本線 飛騨金山駅からタクシーを使い約30分の道程になります。

【入場料】
・無料
【トイレ】
・岩陰公園に水洗トイレ1台設置

駐車場

金山巨石郡の全面道路の傍に10台程度、普通車の縦列駐車が可能です。

右が金山巨石郡、道路の左側に縦列駐車可能。坂を下れば岩陰公園

※車が多い場合は巨石郡から更に150mほど下った岩陰公園の、現在使用されていないテニスコートにも10台ほど駐車することができます。

巨石郡は縄文時代の天体観測所!?

1997年からの古天文学調査により、金山巨石郡にまつわる驚きの秘密が解明されつつあります。

地球の歳差運動による時代考証

地球は静止前のコマのように軸を振りながら自転しており、その自転軸(地軸)は約26000年もの年月をかけて一周します。

この歳差運動と呼ばれる地球の動きと照らし合わせ、金山巨石郡が4500年以上前の縄文人たちにより天体観測目的で建造されたと考えられています。

北斗七星が刻まれた巨石

巨石に穿たれた穴により、天空に輝く北斗七星を反転させた姿が投影されている巨石があります。

天空に輝く北斗七星が反転した姿で巨石に刻まれています。

少し離れた観測ポイント石からこの巨石を見ると、北極星や北斗七星など星座や恒星の位置、季節などを知ることができます。

北極星や北斗七星の位置を観測するポイント石
観測ポイント石から見た北斗七星が刻まれた巨石

線刻石:古代人の太陽観測の痕跡

“線刻のある巨石郡”には、古代人による太陽観測の痕跡を示すとされる巨石があります。

黄色の丸部に2本の線刻と差し込む光で照らされる3つの楕円形の穴

岩に刻まれた2本の溝(線刻)に太陽光が差し込む夏、その上にある楕円形の3つの穴が照らされ、最大スポット光と穴が一致する6/21が夏至の日です。

縄文人による太陽観測の方法を示す説明看板

縄文人は太陽暦を理解していた!?

古代の縄文人たちは、3か所にまたがる巨石郡の位置関係や距離・岩の間から差し込む太陽光により、夏至・冬至・春分・秋分だけでなく、4年に1度の閏年も理解していたと推測されています。

太陽カレンダーシュミレーター 再現館

“線刻のある巨石郡”の隣に、太陽の動きを観測する太陽カレンダーシュミレータ 再現館が設置されています。

太陽の動きを観測する「太陽カレンダーシュミレータ 再現館」

線刻のある巨石の傾斜から割り出す太陽の南中高度を現代の技術で再現した、ユニークなデザインの太陽観測装置です。

県道86号の脇道から下ってきた坂と線刻のある巨石郡、再現館

再現館は開放されており、いつでも自由に出入りして使用することができます。

ガイドツアー/太陽観測会・星空観察会

まだまだ謎の多い金山巨石郡ですが、金山町観光協会によって太陽観測会や星空観察会・ガイドツアーが開催されています。

参考:金山観光協会ガイドツアー案内

岐阜県指定史跡 岩屋岩陰遺跡(妙見神社)

金山巨石郡を構成する岩屋岩陰遺跡は、岐阜県指定史跡に登録されています。

金山巨石群のある岐阜県指定史跡 岩屋岩陰遺跡の看板

この地は妙見神社としても祀られており、平安時代に実在した武将・源義平の伝説が残っています。

妙見神社の石柱と銅の鳥居

妙見神社の参詣道が全面道路から石階段へと続き、脇に妙見神社の石柱、その先に銅で包まれた鳥居が見えます。

岐阜県指定史跡 岩屋岩室遺跡にある妙見神社の石柱と鳥居

巨石が積み重なる不思議な光景

鳥居をくぐると、左右2つの巨石に大きな岩が積み重なった不思議な光景が見られます。

巨石自体が御神体にも見える妙見神社

右側が北斗七星が刻まれた岩、巨石に囲まれた柵の向こう側には小さな祠が安置されています。

妙見神社:源義平の狒々(ヒヒ)退治伝説

かつてこの辺りに若い娘をさらう妖怪(狒々)が住んでおり、生贄の娘と入れ替わった悪源太義平がヒヒと戦いこの場所で退治したという伝説が残っています。

悪源太義平による狒々(ヒヒ)退治伝説の舞台となった岩屋岩陰遺跡

平安時代の武将 源義平

平安時代に活躍した悪源太義平こと源義平は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母兄にあたる剛勇の武将で、「悪」は強さを表し「源太」は長男を意味する呼び名です。

父・源義朝と共に戦い数々の武勇伝を残しましたが、平治の乱にて平清盛率いる平家の軍勢に敗れた後に捕えられ、20歳とも伝わる若さで六条河原に散りました。

源氏の再興を願い祀られた妙見神社の巨石の間に佇む祠

平治の乱から落ち延びる途中に父・義朝も討たれ、この戦が初陣であった源頼朝が悲願の平家打倒を果たし鎌倉幕府を打ち立てたのは約30年も後の話です。

悪源太義平の名刀「祖師野丸」

妖怪ヒヒ退治をした源義平の太刀は村に寄進され、源氏の再興を願う村人たちによって建立された祖師野八幡宮に奉納され、岩屋に妙見神社が祀られました。

【祖師野八幡宮の住所】
岐阜県下呂市金山町祖師野223

https://maps.app.goo.gl/FJWQcJ2daCTDJ58DA

周辺のみどころ

岩屋ダム(東仙峡金山湖)

飛騨の馬瀬川を堰き止めて造られたロックフィルダム、岩屋ダムはバイクツーリングやブラックバス釣りで人気のスポットです。

バイクツーリングやバス釣りの人気スポット 岩屋ダム

【住所】
〒509-1601 岐阜県下呂市金山町弓掛

ダムによってできた人造湖・東仙峡金山湖は飛騨美濃紅葉三十三選にも選ばれ、秋の紅葉など散策の名所としても親しまれています。