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11月晩秋のバスフィッシング
秋がない!?11月のバス釣り
近年の地球温暖化で「日本に四季がなくなった」「夏が終わればすぐに冬」などよく耳にするようになりました。
確かに今年も猛暑が過ぎると急激に寒くなり、気候が良い釣りや観光のベストシーズンは短くなっているのかも知れません。
ブラックバスにとっての晩秋
今年もすでに冬の服装が必要で雹が降ったりもありましたが、ブラックバスが生息する水の中は今まさに適水温に近くバスの活性も最高に上がっています。
この時期は餌の捕食が難しくなる冬に備え、ブラックバス達は積極的にフィールドをまわって可能な限り体力をつけようと荒喰いします。
産卵後のようなガリガリの体ではとても厳しい冬は越せないのです。
野池の流れ込みジャークで50UPバス
すっかり紅葉のフィールド
視覚的に四季を体感できるのも釣りの良いところです。ポイントまでの紅葉を眺めて歩きながら秋の気配を感じます。
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今回は1周歩くと小1時間はかかる野池、というより巨大貯水池のようなイメージでビッグバスの生息するフィールドです。
1級スポット:流れ込みに到着
この流れ込みには梅雨頃からオイカワなど多くのベイトも一緒に流入し、それを狙う大型ブラックバスも集まる1級のポイントです。
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水の流入がない日もありますが、この日は近くの川から水が大量に流れ込んでいます。
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バイブレーションミノーでジャーク
ルアーはバイブレーションとジャークミノー融合のイメージで自作した、オイカワカラーのハンドメイドルアーです。
ハイスピードのベイトリールをややスロー気味にリーリングしながら、流れに逆らい竿先30〜40センチほどのジャークを入れます。
水路からの流心でヒット
水路から流れの波がギリギリ残る流心への数キャスト目。沈めてリーリング、軽めジャーク後の一瞬でヒットです。
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流れがある分、ファイト時バスの引きが強くなります。
ギリギリの50UPバス
ファイトの最中にフックの浅い掛かりが見えたので慎重にバスを寄せます。
このポイントはフェンスをまたいでのランディングになるのでやや難易度が上がります。
なんとか無事にキャッチしたブラックバスはわずかに50センチを越えていました。
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今年の最高記録には及びませんでしたが、本格的に寒くなる前に満足のいく釣りができました。
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ジャークとトゥイッチ
アクションの有効性
晩秋の活性が上がったブラックバスは見切りも早く、ハードルアーの場合はジャークやトゥイッチで反射的に食わせる方法が有効的です。
ジャーク
リールを巻きながらロッドアクションを加えて、ルアーの動きに緩急をつけイレギュラーな動きでバスのスイッチを入れるテクニックです。
記憶によれば少年時代にはジャークというバス釣り用語はありませんでした。
トゥイッチ
言葉にすると基本的にはジャークと同じアクションですが、より繊細で丁寧なアクションが思い浮かびます。
ロッドアクションの振り幅も小さく、ジャークの方がより大胆でスライド幅・ルアー・対象魚が大きいイメージです。
使い分けに左右される釣果
バス釣りの場合この二つの違いは微妙な部分もありますが、ルアーの大きさや移動距離、テンポでぼんやり区別しており、状況によりリーリングスピードとアクションの大きさを変えながら使い分けます。
見えバスにアタックの際にもこの微妙な違いで明暗が分かれます。
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