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バイクの下部に取り付け、障害物からエンジンやマフラーを保護するアンダーガード。特にオフロード走行においては装着しておきたいパーツです。
今回は年式が古く中古市場でも純正部品が品薄になっているバイクに、他メーカーの純正アンダーガードを加工して取り付けました。
流用できるバイクパーツ
バイクの年式が落ちるたびにメーカー純正部品も市場に出回らなくなっていきますが、品番が変わって継続する部品も多々あります。
かつてはバイク屋や解体業者を巡って入手するしかなかった中古部品も、現在はフリマサイトで簡単に見つけて購入することができます。
古いバイクの楽しみ方
現行の部品だけでなく、社外品を含め古いバイクとの互換性を調べて発見し、工夫して流用するのも楽しい作業の一つと言えます。
オフ車のアンダーガードといったすぐに傷だらけになる部品は、個人的に加工傷をそこまで気にしないので流用にうってつけです。
他車の中古アンダーガード
「車種不明」も含めて色々と検討し、今回はカワサキのスーパーシェルパ(KL250G)用のアンダーガードを格安で購入しました。

かつて純正・社外にない黒のリアキャリアを探し、互換を調べて流用したのも確かスーパーシェルパ用の社外品だったと思います。
十分な機能
届いたアンダーガードを洗浄して、できる範囲で綺麗にします。アルミサビが出ているものの、凹みや変形もなく非常に良い状態です。

装着できれば平板で1から製作するよりも頑丈で、加工も楽ができそうです。
アンダーガード加工・取り付け
他車のアンダーガードはポン付けという訳にはいきません。基本的にはカットと曲げ加工を何度か繰り返して形状を合わせていきます。
【アンダーガード加工手順】
- 仮合わせ
- 墨付け・ケガキ
- グラインダーでカット加工
- つかみばしで曲げ加工
- 1〜4の繰り返し
- 取り付け穴を開ける
仮合わせ
まずはそもそも取り付けが可能か、どの程度の加工が必要かを調べるために仮合わせをします。

当然スーパーシェルパのフレーム形状はTT250Rと異なり、アンダーガードの内寸を広げる曲げ加工も必要になりそうです。

そこまで大変な加工もなく、なんとか取り付けできそうです。
最低地上高を確保するため、できる限りフレーム下部に密着するように加工します。
墨付け・ケガキ
カットが必要な部分や曲げるラインなど、シンナーで簡単に落ちるマジックで書き込みます。

墨付けは大まかで大丈夫ですが、最初から切りすぎないように注意します。
グラインダーでカット加工
グラインダーを使い、マジックの線に沿ってアンダーガードを切っていきます。

曲げて形が変わる部分もあるので、少しずつ様子を見ながらカットします。
つかみばしで曲げ加工
曲げて形状を変える加工は、屋根や板金などの職人が使う「つかみばし」と呼ばれる板金曲げ用の道具を使います。

金属を傷めにくく、ペンチなどでは難しい広範囲の直角曲げが可能な工夫が施された道具で、先端の幅が違う何種類かがあれば便利です。
ある程度曲げてはカットし、徐々に形状を整えていきます。

手曲げが困難で叩いて曲げる際には、ヘッドの片側が球状で深い傷がつきにくいボールピンハンマーなどもオススメです。
取り付け穴の穴あけ加工
仮合わせとカット・曲げを繰り返し、形が決まれば取り付け用の穴をあけます。

電動ドライバーとキリを使い、取り付けボルトより少し大きい穴を開けました。
取り付けて完了
正面の固定穴とゴムパッキンはそのまま使用し、取り付け用のステーは自作しました。

ドレンボルト用の穴は大きいのでホルソーを使いますが、位置的に穴を開け直すと強度が落ちそうなので今回はそのままです。
オイル交換の際にはアンダーガードを外すことにします。

とりあえず林道のガレ場も気にせず走れるようになりました。
あとがき
アンダーガードを昨年の8月に取り付けてから約半年、沢山の林道を経験しました。

今だに小石がカンッと当たる音に嬉しくなりますが、手放した純正アンダーガードも機会があれば購入しておきたいと思います。


