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あらぎ島(じま)
和歌山県の「あらぎ島」は海に浮かぶ島のことではなく、高野山を源流とする有田川の中流あたりに位置する棚田の呼び名です。

展望所から一望することができる美しい四季の風景は、長い歴史の中で育まれ「国の重要文化的景観」にも選定されています。

参考:文化庁公式ホームページ
棚田(たなだ)とは
棚田は斜面にある階段状になった耕地のことで、同じく傾斜地で野菜や果物を栽培する段々畑に対し、棚田はお米(稲)を作るための水田です。
棚田の定義は土地の傾斜が1/20(水平距離20mに対して高低差が1m)以上、大型の農業機械の使用も制限され手作業が多くなるため多大な労力がかかります。

棚田の多くはその保全に工夫をこらし、あらぎ島もまた地元保存会の活動や用水路の共同管理などによって維持されているのです。
日本の棚田百選
1999年、農林水産省により全国117市町村・134地区の優れた棚田が「日本棚田百選」に選定され、あらぎ島もまたその中に名を連ねています。
2022年には新たに「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」が選定され、棚田の美しい景観や様々な機能、歴史ある文化などを深く理解し、保全活動を推進する目標を掲げています。
参考:農林水産省ホームページ
夏の和歌山ツーリング
まだまだ残暑がきびしい8月の後半、大阪から国道480号を走って和歌山県に入ります。
R480〜R380へ
そのままR480で「あらぎ島」に着きますが、この日は目的地があった訳でもなく、国道370号へ入って海南の方へ向かって走りました。

先日スマホホルダーの玉が割れ、ナビなしの行き当たりばったりです。
スマホの大きさが変わる度に新調したサインハウスのホルダー。次で3代目になります。
ガソリンスタンドでUターン
紀美野町を抜けて、セブンイレブンのガソリンスタンドで給油します。
海まで走ろうかと思っていましたが暑く、ここで「あらぎ島」を思い出して山に引き返します。
あらぎ島を見渡す展望台
あらぎ島全体を見渡す展望台は、R480から分岐する狭い道を登った高台にあります。
展望台の場所
〒643-0511 和歌山県有田郡有田川町三田
展望所に到着
あらぎ島展望所に到着しました。

暑さも忘れる美しい景色です。

あらぎ島を囲むように流れる有田川に、蘭島橋(あらぎばし)小峠橋と呼ばれる2つの大きな橋が架かっているのが見えます。

2つの橋、その先に続く長さ544メートルの三田(みた)トンネルは「三田バイパス」と呼ばれ、2006年11月に開通しました。

このバイパスができるまでの国道480号は、有田川沿いに大きく回り込む、車のすれ違いも困難なほどの狭い酷道だったそうです。
無料の専用駐車場
あらぎ島展望所から徒歩で数分のところに、無料の専用駐車場があります。舗装された駐車場の収容台数は7台、公衆トイレも設置されています。
【あらぎ島展望所駐車場】
〒643-0511 和歌山県有田郡有田川町三田461−5
この無料駐車場から600mほど坂を降った先には、道の駅「あらぎの里」があります。
近くにある「道の駅」
あらぎ島のすぐ近くに、2つの道の駅があります。
道の駅 あらぎの里
道の駅「あらぎの里」は駐車場から600mほど降った先、R480と交差する場所にあります。

この日はたまたま火曜日、道の駅は定休日でした。

営業していれば、定食ランチや「こんにゃくうどん」、「ぶどう山椒」や「保田紙」など地元の特産品を楽しむことができます。
道の駅 しみず
道の駅「しみず」は「あらぎの里」から約4.3km、R430を10分も走らない場所にあります。
数年前の日曜日は相当混雑していましたが、今回は昼食時にもかかわらずガラガラでした。

道の駅のベンチにいた赤とんぼ。

暑いながらも、いち早く秋を感じるツーリングになりました。


