家の中から「かがまず」ゴミ捨て楽々!屋外用木製かさ上げ台の作り方

DIY

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収集日まで生ゴミを保管しておく、屋外のダストボックス。我が家ではLDKから直接ごみ捨てができるよう、掃き出し窓の外に設置しています。

わざわざ玄関から外へ出る家事の手間が省ける一方、床から低すぎて腰を深くかがめる家族の姿勢が、いかにも辛そうなことに気が付きました。

わずかな回数でも、かがむことなくゴミ捨てができるだけでストレスが減り、不便さを改善することで日々の暮らしがより楽しくなるはずです。 

そこで今回は、低すぎて使いづらかったゴミ箱を最適な高さに改善する、嵩(かさ)上げ台を家に余っている木材を使ったDIYで製作しました。

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DIYのビフォーアフター

以前の屋外用ゴミ箱はリビングの床から低すぎて、毎回ゴミ捨ての一手間が大変そうでした。

室内の床から使いやすい高さになる台をDIYしてからは、ずいぶん家事が楽になったようです。

ビフォー:DIY前の現況

ごみ箱の台が低すぎるうえに位置が斜め下、今にも腰を痛めそうな姿勢でゴミを捨てていました。

DIY前:床からゴミ箱の高さ=約20cm

ビフォー:低すぎた屋外用ダストボックスの台

上げ底の台にしていたのはゴミ箱をなんとか置くことができる低い浴室いす。

加えて家の外壁とエアコンの室外機にもたれかかるような置き方で安定も悪く、よく飼い犬が倒して中身が散らばったりしていました。

アフター:「かさ上げ台」完成後

室内から最適な高さの頑丈な台を作り、かがまず楽なゴミ捨て姿勢になりました。

加えて横に長い天板にしたので、簡単にゴミ箱をスライドして正面で使えるようになりました。

・DIY後:床からゴミ箱フタの高さ=約70cm

アフター:DIYで最適な高さになったダストボックス

簡単なDIYでしたが、ごみ捨てのたびに「楽〜〜〜!」という明るい声を聞くことができています。

ダストボックスも新調

元々使用していたのは30Lのダストボックスですが、入り口が狭いためにゴミ袋が満タンになるまで使いにくかったとのこと。

フタのプッシュオープンが壊れていたこともあり、この際45Lのダストボックスに買い替えました。

肝心な「かさ上げ」する高さ、大きさは新しいゴミ箱を購入してから決めました。

木材のカットと加工

簡単な設計図を描き、材料と道具類、加工台の準備ができたら作業開始です。

今回使う木材

骨組みに使う木材は、米松KDの45mm角(通称:寸五)で、かつては床板の根太(下地)によく使われていた頑丈な角材です。

上が骨組み用の米松KD、下が天板・側板様の集成材

下にある平板が天板と側面の板になる集成材(厚さ20mm)で、積層材やフリー板(ばん)などとも呼ばれるDIYでも一般的な材料です。

骨組み用木材のカット

設計図をもとに差金で墨付けしながら、骨組み用の材料をを一気にカットしてしまいます。

設計図面をもとに丸ノコで寸法切り

少々材料が足りなかったので、同じ米松の65mm×45mmも使うことにしました。

骨組み用木材の切り出し完了

天板・側板のカット

続いてゴミ箱が乗る天板・側面用の平板をカットしていきます。

天板と側面用の板を切り出し

一応設計図は描いたものの、材料の加減や思いつきで寸法は変更しながら進めました。

トリマーで面取り加工

材木の角を取ることを「面取り」と言い、見た目だけではなく、塗装のノリを良くしたり、乾燥などによる劣化を予防する効果もあります。

最初はカンナを使いましたが、大きな面にしたくなったのでトリマーを使いました。

電動工具トリマー、カサ付45°ビット

長い材料の場合は、先に長手の面を取ってしまってからカットすると効率的です。

面取りした材料

面をとるのは外側だけ、骨組みに接する内側は水が溜まらないよう面を取らずに張ります。

材料のカット・加工ができたら組み立てです。

頑丈な骨組み(フレーム)製作

まずはゴミ箱用「かさ上げ台」の骨組みを、米松の角材を使って製作します。

両サイドのフレーム

まずは両サイドのフレームから作ります。

木材同士がズレないように、錐(キリ)を使って下穴を開けます。

まずは両サイドのフレームを組み立て

板の上で横から作業すると、面を揃えやすくなります。固定に使うのはコースレットビスで、長めの90mmです。

繋ぎの部材で立方体に

カットした繋ぎの木材を固定していきます。

奥行きを決める繋ぎの木材

写真は向きが反対ですが、作業は同じく板の上で横から、木材同士はビスをもみ込みしっかり固定します。

骨組み完成

もう一方のフレームを重ね、上から固定すれば骨組みの完成です。

骨組み完成

少しでも安定が良くなるように、米松65mm×45mmは下面に使いました。

天板を張る

理想は一枚板ですが、今回は家にあった平板を2枚並べて天板としました。

2枚の板を突きつけて天板に

同じ長さにカットした板を並べ、面をとらなかった小口を突き合わせてビスで留め付けます。

同じ幅の平板2枚を並べて天板にします

今回は2枚を突きつけで張りましたが、天板に水がたまらない工夫として、スノコの様に隙間をあけて張るのも一つの手です。

雨水を逃す工夫:パッキン

骨組みいっぱいに天板を張ったので、雨水を逃すべく樹脂製のパッキンで隙間を作っておきます。

雨水を逃す隙間をつくるパッキン

ゴミ箱の転落防止の立ち上がりは側面に板を横張りする予定なので、このような細工をしました。

側面の板を張る

横張りでカットした側面の板を張っていきます。

コースレットビスの長さは51mmか57mmで、骨組みのビスと重ならないよう注意しましょう。

側板を等間隔で横張り

まずは一番上の板を、天板から張り伸ばす寸法を決め、パッキンの位置でビス固定します。

残りの三枚は余りの板を挟みながら、均等な間隔を空けて張っていきます。

均等な隙間を空けて側面の板を横張り

板を挟むことで、錐が逃げにくくなる効果もあります。

長手の面は最後に張る

側板を張るのは三面だけです。

左右の板を先に張り、長手の板は左右に飛び出ないように振り分けて張ります。

長手の板は最後に左右を振り分けて。下穴をあけてしっかり固定

側板のアイデア

ゴミ箱転落防止の側板は天板部分だけで事足りますが、今回は庭を徘徊する齢18歳の柴犬が侵入するのを防ぐ目的で足元まで板を張りました。

側板を張り、木工DIYの完成

これは後日でもできますが、側板を加工して扉を作り、台の内部を収納スペースにするのも一つのアイデアです。

屋外用の塗料を塗布

少しでも木が長持ちするように、屋外用の防腐・防虫剤を塗っておきます。

木材を長持ちさせる防腐防虫剤を塗布

塗膜を形成するペンキではなく、屋外用の木材保護塗料で有名なキシラデコールと同じく、木材に染み込む染色系の塗料です。

内部から塗装

まずは内側から塗装していきます。

台の内側から塗装

外面を塗装

続いて台を起こし、外側も塗っていきます。

外側も塗装

2回塗りで塗装完了

夜に同じ工程を繰り返し、2回塗りでとりあえず塗装完了です。

2回塗りで塗装完了

屋外で使う木製品は、定期的な塗装メンテナンスをすることで長持ちさせることができます。

腐食・転倒防止対策

土の上に木材を直接置くと、湿気や微生物の影響を受けて劣化や腐食を早めてしまいます。

今回は長持ちするよう対策として、アルミの形材と樹脂の架台を足元に取付けました。

腐食対策:水に強いアルミの脚

水に強いアルミの形材(35mm×35mm)を、台の脚にビスで固定しました。

アルミ形材の脚を取付け

穴あけの失敗もありましたが、樹脂の架台を固定するボルトも無事通すことができました。

樹脂製の架台を取付け

続いてエアコン室外機用の架台をアルミの形材と固定します。

エアコン室外機用の樹脂製架台は、優れた耐候性と高いコストパフォーマンスを兼ね備えた部材です。

エアコン室外機用の架台を脚として取付け

数十kgの重さと振動に耐える強度も申し分なく、ゴミ箱台の転倒防止と木材の腐食対策として採用しました。

安定性が高まるばかりではなく、土から上がる湿気や雨水から木材を守る、まさに木製品の屋外設置には一石二鳥のパーツです。

DIY完了|嵩上げ台の設置

掃き出し窓の外に、出来上がった嵩上げ台とダストボックスを設置して完了です。

水平器でレベル出し

最後に転倒防止の一環として、水平器を使ってレベルを出した状態で設置します。

水平器でレベルを出して設置

これはダストボックスに余分な負荷をかけず、天板の上でスムーズに動かすためにも必要な工程です。

DIY完了

今回のDIYはこれで完了です。

ゴミ箱の状況は変わりましたが、今のところ柴犬も問題なさそうです。

ゴミ箱台の設置完了を確認する柴犬

今後も様子を見ながら、必要に応じてメンテナンスや調整を行いたいと思います。

DIY趣味
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