「はんだごて」でDIY修理|バイクの樹脂パーツ編

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半田(はんだ)ごて

はんだごてとは、金属の接合に使う「はんだ(合金)」を熱で溶かし、基板などに電子部品や配線を固定するための工具です。

今回は割れた樹脂を熱で溶かして溶着するために半田ごてを使用します。

樹脂パーツの修理方法

樹脂にはABS樹脂やPP樹脂、EVA樹脂など様々な種類のがあり、製品や部品の用途に応じて使われています。

樹脂は接着剤が付きにくく、特に振動や衝撃が加わるバイクなどの樹脂パーツが破損した場合、半田ごてなどで溶かして繋ぐ溶接(溶着)が最も確実な修理方法です。

バイクのマッドガード(泥よけ)修理

今回修理するのは、オフロードバイクのマッドガードです。

樹脂を溶かして溶接するだけでなく、補強のための金属も埋め込みます。

樹脂パーツの割れ

マッドガードの現況です。ボルト取り付け穴から割れが広がっています。

ボルト固定部分が割れているバイクのマッドガード

結構割れが広がっています。

放置すれば欠落してしまうので修理します。

樹脂パーツの割れ

補強に使う釘

溶接だけでは心配なので、補強に細い釘を埋め込みます。

建築などで一般的に使われるタッカーと呼ばれる道具の、コの字型になった細い又釘を使います。

補強に使う細い又釘。MAXステーブル

接着剤で繋がっているので、ニッパーを使って必要な分だけ外して使用します。

樹脂を溶かして釘を埋め込む

十分に温度が上がった半田ゴテで釘を押さえ、樹脂の厚みの半分ぐらいまで埋め込みます。

ハンダゴテで樹脂を溶かして釘を埋め込む

まずは片側を埋め込み、割れている部分をしっかり合わせて残りを埋め込みます。

割れた部分を合わせて釘を埋め込む

部品に力がかかるバランスを考えて、補強の釘を数箇所埋め込みます。

溶接修理完了

最後に割れている部分の表と裏から全体を溶接し、できるだけ平滑になるようにならします。

樹脂パーツの溶接修理完了

見た目はイマイチですが、とりあえずはこれで修理完了です。

あとは再びバイクのフレームに固定するだけですが、ボルトを締め付けすぎると再び割れやすくなるのでトルクに注意して取り付けましょう。