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日本蜜蜂を通じて繋がる縁
ぱぴりすです。テレビの番組から繋がった世にも不思議なご縁の話です。
プロローグ 養蜂への情熱
近頃なぜか養蜂のYouTubeををひたすら見て蜜蜂に異常な関心を示している嫁。
ミツバチ可愛いわ〜！
そーなん
ミツバチって凄いで！！なんか一生懸命で健気やし！
そなんや
やたら蜜蜂愛をアピールしてきたり養蜂専門用語で習性を説明してくれたり蜂蜜を買ってきたりするのです。
養蜂家を紹介するテレビ番組
とある日の夜・・・
「 養蜂してる人が近くにおるんやってー！」嫁の声がします。テレビ番組で紹介されていた日本蜜蜂の養蜂家が我が家と同じ○○市在住だったようです。
嫁はそのテレビ番組を見終わると、「 ○○市の人ってどこの山やろー？養蜂してるとこ見たいなぁ・・・巣箱とか！近所にあるんやーええなー・・・！」
TVを見ていなかったぱぴりすに熱く語ります。養蜂家が同じ市内に住んでいることを知ってテンションが上がっている様子です。
ふと蘇る記憶の断片
〇〇市在住・・・養蜂・・・？
ふと記憶の断片が頭をよぎります。１０数年前に勤めていた会社のTさんという年配の方から養蜂をしているというお話を聞いたことがあったのです。
その養蜂の人・・・Tさんって名前？
えっ確かそんな感じ・・・後で調べてみる！
しばらくして嫁が意気込んでスマホを差し出します。最近は数時間後に携帯で終わったTV番組を見れるサービスがあるらしく、「 これこれこの人！Tさんて言ってる！ 」
そこには記憶より少しふっくらした紛れもないTさんのお姿が映っていたのでした。
養蜂家の蜂蜜購入
次の休日。
嫁の要望でテレビ番組で紹介されていたTさんの蜂蜜が販売されているお店に出向き、ズラリと並ぶ蜂蜜の中からTさんの蜂蜜を見つけ購入しました。
ニホンミツバチの蜂蜜は高価らしく初めてとのことでしたが「いつもの蜂蜜とやっぱり全然違う！美味しい！」色んな食し方を試しご満悦の嫁でした。
ミツバチ愛が止まらない！嫁の仰天行動
またしばらく経ったある日・・・
「 Tさんから返事きた！」またしてもテンション上がり気味の嫁。
なんと嫁は先日購入した蜂蜜の瓶に記載されていた製造元の住所に、蜂蜜が美味しかった事とぱぴりすが以前お世話になったお礼の手紙を送っており、それを見てくれたTさんから返事の葉書が来たと言うのです。
夢のようなお誘い
葉書には蜂蜜購入のお礼やぱぴりすを覚えてくれている事、また３人でお茶でもというお誘いに連絡先の記載がありました。
またその時に自宅に保存してある、ニホンミツバチの巣蜜をプレゼントするともありました。
巣蜜とはミツバチ達が集めた蜂蜜が入ったままの巣のことで、それをそのまま食べる貴重な物らしいです。
待ちに待った憧れの巣蜜
話はトントン拍子に進み約束の日になりました。
不思議なご縁で再会を果たしたTさんは以前と変わらず快活であっという間の楽しい１時間でした。
この日を待ちわびていた嫁もニホンミツバチのことを色々教えて頂き、また養蜂で動く時期には見学させてもらえるようお願いしました。
お裾分けしてもらった貴重な巣蜜は嫁に宝物のように扱われ美味しく頂きました。
今は養蜂を見学できる日を心待ちにしています。
エピローグ
さて・・・ミツバチが紡いだ不思議なご縁の物語でした。
大袈裟かも知れませんが人の興味や好奇心は時に奇跡を起こし、それがこの世界の進歩を担ってきたのではないでしょうか。
・・・やはり大袈裟ですね。それではまた！
